マウスウォッシュの正しい使い方
歯磨き以外のお口のケアとしてマウスウォッシュを使用している人も多くいますが、正しい使い方が出来ていないと虫歯や歯周病、口臭などの予防効果を得ることができません。
ここではマウスウォッシュの正しい使い方や使用する上での注意点についてご紹介します。
マウスウォッシュの正しい使い方について
歯磨きをする前は歯垢や食べかすがたくさんお口の中に残っている状態ですので、まずは歯磨きでそれらを落としてからマウスウォッシュを使用します。
雑菌のもとである歯垢や食べかすが少ない方がマウスウォッシュの効果を高めることができるからです。
また舌についた白い苔状のもの(舌苔)にも雑菌が多く存在していますので、歯磨きをするときについでに落としておくことをおすすめします。
マウスウォッシュの効果を長くするためにもマウスウォッシュですすいだ後は水でうがいをせずに液を口の中に留め、使用直後の飲食は控えるようにしましょう。
使用する上での注意点について
マウスウォッシュは基本的にお口の中の雑菌を死滅させる働きがありますが、虫歯や歯周病を治療できるものではありません。
そのためマウスウォッシュを使用しているからといって虫歯や歯周病を放置しておくと症状が悪化してしまいますので、あくまでも予防するためのツールとして活用しましょう。
歯磨き代わりにマウスウォッシュを使用する人もいますが食べかすや歯垢は歯磨きでないときれいに落とすことはできませんので、しっかりと歯ブラシでブラッシングすることが大切です。
炎症や傷などすでにお口の中にトラブルがある場合マウスウォッシュが刺激となってしまうことがあるため使用を中止してください。
また効果を高めたいからといって1日に何回も使用すると必要な菌まで死滅させてしまい口内環境を乱してしまうため、1日2~3回程度にしておきましょう。
上記の方法でマウスウォッシュを正しく使用し、虫歯や歯周病、口臭などのお口のトラブルを招かないようにしたいものです。