銀歯が取れた時の対処法
歯と接着しているセメントがもろいことや虫歯が進行してしまったことなど銀歯が取れる原因は色々ありますが、とれてしまったときはどうすれば良いのでしょうか。
ここでは銀歯がとれたときの応急処置方法や注意点についてご紹介します。
銀歯がとれたときの応急処置方法について
銀歯がとれたときは捨てるのではなく容器や袋などに入れて清潔に保管しておきましょう。
銀歯をなくしてしまうとつくるのに時間や費用がかかるからです。
とれてすぐに歯医者で診てもらうのは理想的ですが、銀歯がとれたことによる緊急性は低いため数週間~1ヶ月以内に歯医者に行っておけば大丈夫とされています。
銀歯がとれた部分には食べかすや歯垢が溜まりやすく不潔にしておくと虫歯や歯周病のリスクが高くなってしまうため、念入りに歯磨きをするようにしましょう。
神経が残っている歯の場合は刺激を受けやすくなっていることから極端に熱いまたは冷たい食べ物を摂取すると刺激されて痛みを感じることがありますので注意が必要です。
また詰め物をしていた部分が欠けてしまわないためにも、お煎餅やその他の硬い食べ物を食べるときは銀歯のとれた歯を出来るだけ使わずに食べるようにしましょう。
注意点について
銀歯は一度外れると元に戻したところですぐにまたとれてしまいますので、間違って飲みこんだり銀歯がズレたまま噛むことで歯が欠けるといったリスクを防ぐためにも歯に戻すのはやめておきましょう。
また市販の接着剤を使って自分で付けようとする人も多くいますが、毒性がゼロではないため危険ですし素人が安易に接着してしまうと神経や骨に悪影響を及ぼす可能性があるため絶対にやってはいけません。
銀歯がとれたからといって命に関わるリスクは低いとされていますが、自分で治療できるものではありませんので必ず歯医者で治療するようにして歯の健康を維持することが大切です。