歯茎からの出血
歯磨きをしているときや歯間ブラシやデンタルフロスを使用した時など歯茎から出血することは多いものですが、その原因は様々です。
ここでは歯茎から出血してしまう原因についていくつかご紹介します。
虫歯や歯周病が原因である場合
虫歯が進行してしまうと歯が痛むだけではなく歯に大きな穴が空いて歯の神経がダメになり根本に溜まった膿が骨を溶かす事態になってしまいます。
そこまで放っておくと歯茎が腫れてしまうことにより出血することがあります。
また歯周病は初期であれば自覚症状がなく歯茎が赤く腫れる程度ですが、そのまま放っておくと炎症がひどくなり出血するようになります。
歯磨き方法が間違っている場合
歯磨きをするときに必要以上に力を入れてしまっている、歯磨きのかたさや歯間ブラシが合っていないなど正しい方法で歯磨きが出来ていないと歯茎を刺激してしまい出血することがあります。
そのまま放っておくと炎症がどんどんひどくなり細菌が入り込んで感染症を引き起こしたり、虫歯や歯周病の原因にもなりうるため注意が必要です。
生活習慣が影響している場合
疲れやストレスがたまっていたり妊娠中や更年期などでホルモンバランスが乱れていると免疫力が低下しすることで歯周病菌への抵抗力も低くなります。
そうなると歯周病が悪化したり歯茎が炎症を起こしやすくなるため歯茎から出血することがあります。
喫煙によって血流が悪くなることでも歯周病になりやすいとされており、歯茎が炎症を起こして出血するリスクも高くなります。
また抗血小板薬や抗凝固薬は血の流れを良くする一方で血が止まりにくくなる性質もあることから、それらを服用している時に歯茎から出血することもあります。
このように歯茎から出血する原因には色々ありますが、出血が続く場合は歯周病やその他の病気である可能性もあるため早めに歯医者で診てもらうことをおすすめします。